個人の確定申告期限から1か月を過ぎていますが、不動産所得の確定申告をしましたでしょうか。

また、確定申告は自分でしましたか?

それとも確定申告を税理士に頼みましたか?

今回は、不動産所得の確定申告に税理士が必要かどうかお話したいと思います。

私は大阪で不動産投資物件(区分所有マンション)を1つ持っています。

大阪で税理士を探す方法も合わせて紹介します。

会計・税務の知識がないと確定申告作成のハードルが高い?

単純に賃料収入と経費だけの場合、不動産投資の確定申告は難しくありません。

ただし、会計・税務の知識や不動産の知識に不安がある方にとっては、意識的な問題も相まって確定申告書の作成はハードルが高いのは事実かと思います。

経費といっても、どんな経費があるの?

どのタイミングで計上するの?お金が出た時?請求書が来た時?

賃料収入でも、いくらを確定申告書に書けばいいの?

手数料を取られたネット(純額)で書くの?

それとも手数料と分けてグロス(総額)で書くの?

などなど、細かいところも気になってしまいます。

また、扶養控除や配偶者控除、ローン控除などなど、確定申告は不動産所得さえ完成させれば終わりというわけではありません。

そういう意味では、不動産所得の確定申告は会計・税務の知識がないとハードルが高いかも知れません。

確定申告に時間をかけるのはもったいない

確定申告には時間がかかります。

通帳や領収書等の資料を集めて、スムーズに確定申告書が作成出来たとしても、電子申告・郵送・税務署までの移動などで時間がとられます。

確定申告書の書き方や資料探しに少しとまどったりすると、平気で2,3日かかったりします。

それならば、体を休めたり、勉強したり、他の事に時間を回す方がよっぽど有意義です。

自分で確定申告が何たるかを知りたい。興味がある。

といった方以外は、不動産投資に関する確定申告を税理士に頼む方が良いでしょう。

税理士に頼む目安

単純に賃料収入と経費だけの場合、不動産投資の確定申告は難しくありません。

と伝えました。

では、単純ではない不動産投資の範囲はどの程度なのか。

ここでは、税理士に頼む目安を分かりやすくお伝えします。

不動産投資の規模で判断する

不動産投資の確定申告を税理士に頼む判断の1つは、不動産投資の規模で判断する事です。

あなたの不動産投資が事業的規模(5棟10室)になるなら、税理士にお願いしましょう。

青色申告や複式簿記など、めんどくさくなります。

※青色申告:一定の水準で記帳を行い、その記帳に基づいて正しい申告する事

※複式簿記:取引ごとに、勘定の借方と他の勘定の貸方とを対にして、勘定元帳に記入する制度

時間的余裕・精神的状態で判断する

サラリーマンで、平日は毎日仕事だ。

残業も多いし、休日出勤もある。

精神的なストレスも溜まっていて、他でストレスを貯めたくない。

このような方は時間と確定申告の正確性をお金で買った方が、楽だと思います。

ご自身の状況を踏まえて、不動産投資の確定申告が過度な負担にならないようにしましょう。

税理士に求めるもので判断する

不動産投資の規模や、時間的余裕・精神状態で判断する。

これらは、時間と正確性をお金で買うという基準からの判断です。

不動産投資の確定申告だけを安いお金で税理士にお願いするのであれば、安い税理士を探せば2,3万円で可能でしょう。

しかし、後の不動産投資の方向性や売却検討、資産管理などトータルでアドバイスを貰いたいという希望があるのであれば、その旨を税理士に伝えお願いする事をおすすめします。

ただし、税理士報酬は2,3万円では対応してくれる税理士はまずいないと思った方が良いでしょう。

もし、知人等の税理士で2,3万円の報酬で確定申告書の作成・提出+アドバイスをくれる方がいるのであればラッキーです!

是非、お願いするようにしましょう。

税理士報酬の目安

税理士料金の目安について、気になる方も多いと思います。

この見出しでは、税理士報酬の目安を紹介させていただきます。

例えば、『不動産所得 税理士報酬 相場』というキーワードでネット検索した場合、広告を除いて最も上位に表示されるサイトで相場が書いてありました。

→確定申告を税理士に丸投げしたときの税理士費用の相場

サラリーマンの確定申告で、「医療費控除などの控除の適用で還付を受けたい」という場合や、「副業のアルバイト収入の分を申告する」というような簡単な内容であれば、3万円〜が相場となります。

個人事業主(事業所得)の白色申告であれば、5万円~10万円程度が相場です。ただ、このように安く金額を叩いた場合、税金の事や節税に対する十分な意見はもらえないと思った方が良いでしょう。

ただ、私自身が税理士仲間や不動産会社から直接聞く相場では最低2万円でも引き受けてくれる税理士もいるようです。

私も自分の不動産所得に係る確定申告を行いましたが

kai
資料を基に入力・作成だけでも最低3万円は貰わないとやりたくないなぁ

と言うのが本音です。

サラリーマンの中には扶養者がいたり、配偶者がいたり人的控除を受けられる人は多いです。また、住宅ローン控除1年目の方や、医療費控除を受けている方、株式・FX投資、ふるさと納税(ワンストップ特例以外)をやっている方も少なくありません。

そうなると、不動産所得の確定申告だけといっても、不動産所得の確定申告だけではなくなり手間は増えますしね。。。

そこに来て、「もっと節税の方法を教えて」や「不動産投資の今後の資産運用方法は税金的にはどうするのがベストなのか?」等を聞かれて検討するとなると、上記のサイトに書かれている内容と同様で最低5万円は頂かないと出来ないですね。

確定申告だけではなく、今後の不動産投資の方向性や売却検討、資産管理などトータルでアドバイスを貰うためには、それなりの費用が必要だと思った方が無難だと思います。

不動産所得の確定申告を正しく出せるだけで良いなら最低2万円。アドバイスを貰うなら最低5万円と考えておきましょう。

税理士はどうやって探すのか

税理士が必要になったとして、どのように税理士を探せばよいのでしょうか。

家族・友人・知人の紹介で探すのが最も手っ取り早いと思います。

また、人の繋がりで紹介させた税理士は、繋がりのない所からの紹介よりは、税理士報酬や税金面で親身になってくれる可能性が高いです。

ただし、そのような場合は他の税理士と比較するといった事はしないでしょうから、外れを引いてしまう可能性はあります。

そして、一度契約してしまうと知り合いからの紹介なので、変更しずらいといったデメリットはあります。

  • そのようなデメリットがあるのは嫌だ。
  • 税理士を紹介してくれる知り合いがいない。

このような方は、ネットを使って税理士を探すのが便利です。

上場している弁護士ドットコム㈱が運営する、税理士ドットコムからはご自宅の近くから複数の税理士の相見積もりが可能です。

  • 自宅近くで探せる。
  • 複数の税理士からの相見積もりが出来る。
  • 税理士の登録人数が多い。

といった点から、税理士ドットコムはおすすめです。

→税理士ドットコムで最適な税理士選び

私自身は自分で不動産所得の確定申告をしました

  1. 不動産投資の規模が大きい方
  2. 本業が忙しく時間がとれない方
  3. 不動産投資について包括的にアドバイスが欲しい方

上記の3つの内、どれかに該当する方は、税理士を使った方が良いというアドバイスをしてきました。

私自身はどうだったかと言うと、公認会計士・税理士の資格を持っているという事で、もちろん自分で確定申告をしました!

ご自身で確定申告をされる方は、不動産投資の確定申告初心者が知っておくべき事をまとめた記事を作成していますので、参考にしてみてください。

→不動産投資の確定申告初心者が知っておくべき事をまとめました

また、私が不動産所得で作成が必要な収支内訳書を作成した体験記事もUPしています。

こちらも興味がある方はご覧いただけると幸いです。

→不動産投資初心者が確定申告で必要となる収支内訳書を作成してみた

まとめ

まとめとなりますが、不動産所得の確定申告に税理士が必要かどうか?

その答えは

以下のメリットを享受したいのであれば必要

です。

  1. 時間の節約
  2. 確定申告を正確性に行う
  3. 不動産投資の管理アドバイスを貰う

これら3点を目安にして税理士の利用を考えてみてはいかがでしょうか。